ラベル

2011年2月28日月曜日

レジャーシートバック



「レジャーシートバック」2005
素材:ポリエチレン

レジャーシートを溶かし固める事でカラフルで一つ一つの柄も違うバックをデザインしました。

使われた後、ゴミになっていたレジャーシートは新しいモノに生まれ変わり、新しいストーリーが生まれます。













2011年2月27日日曜日

グンマー






GUNMAです。
沢渡温泉というとこにいってきました。

30年昔にタイムスリップした感じ。30年前なんて見た事無いけど。。そんな感じ。
たぶん。



なんか良く分からない雰囲気のお店にはいったんだけど、そこには拾った場所が書いてある石とか、何処からかとってきたであろうサルノコシカケなんかが売ってた。カニライターもいい感じでした。
goodなセンスなお店○



おじさんにお茶をしつこく誘われたけど、今度にしますって言って断ってしまった。。

また行きますね。

おじさん☆













2011年2月24日木曜日

狩猟犬



静岡に行った時、狩猟犬にも会った。
狩猟犬は肉食のせいか、くちゃいくちゃいでした。めちゃくちゃかわいかったけど。

ところで、狩猟でかってきたキジやらカモはどうなるんだろうか?
食べるのかな?剥製でも作るのかな?フライでも巻くのかな?

農耕民族(サイバイマン)の自分には狩猟民族気持ちはあまり分からなかったです‥












2011年2月17日木曜日

掛川〜葛布

葛布は独特な光沢を出すため、あえて打ち込まず織る。


時間をかけ作られた葛糸は濡らしながら織られていく。


葛布の織元のお宅は天井も壁も全て葛布が貼られていました。アメリカの葛ブーム時は月に何千反も出荷していたみたいです。


昭和の葛布。型紙を使い葛布に捺染したもの。


江戸時代の葛布(袴)。この時代に葛布が栄えた事もあり、クオリティーがとても高かった。今のものと見比べると雲泥の差でした。この時代の布は神がかっていると改めって実感しました。


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静岡県掛川にゆき、「葛布」の織元を見てきました。

葛布とはカラムシ織り、シナ布に並ぶ、日本の三大古布の一つで、万葉集の中でも葛布のことが歌われているくらい古く歴史のある布です。戦国時代にはその独特な光沢感と張りから武士に好まれ、袴地としてよく使われたみたいです。あの、時代劇とかでよく見る肩の部分がとんがった あれです。

原料はマメ科の「クズ」という植物で、今でも河川敷や線路際など日当りの良い場所には何処にでも生えている植物です。葛の繁殖力は凄まじく、アメリカでは特定外来植物にもしていされ、公害になるほどなのです。その反面、クズは有用な植物でもあり漢方の葛根湯や葛湯の原料でも有名です。


葛布の作り方はとても大変で、特に糸作りは膨大な時間を費やします。
煮たり、腐らせたり、結んだりと工程が沢山あり過ぎてここでは説明できないので、古代布のことを調べている作家「あまよかしむ」さんのホームページをから葛布の作り方をみてみてください。
















掛川ってのどかです。






葛の布「葛布」を見学しに静岡県は掛川に行ってきました。
のどか過ぎる河川敷を歩き、生っていたオレンジをかじりながら酸っぱさで目をさまし、「ちい散歩」ばりの空気感で掛川を散歩してきました。

掛川行ってみての印象は、たまに出没する看板がとにかく気になった。
後は掛川西中学校(通称、掛西)の生徒がことごとく挨拶をしてくれる感じがよかった。



葛布のことはおってupします。

















2011年2月15日火曜日

TEXTA!の様子






2011年東京造形大学テキスタイル学科の卒業制作展 in 青山スパイラル

無事に終える事が出来ました。僕は大学院に行ったので、二回目のスパイラルでの展示でしたが、やはりスパイラルはすごい。人がひっきりなしでした。

自分の作品って自分の中のものをさらけ出す事だから、こんなに沢山の人に見られるのは怖いことでもあるんです。ほんと、作品作りってそういう事だと思う。青山の真ん中で裸でいるみたいなもん。。。?

けど、人に自分の作品を見られる事に何にも感じなる事は一番モノを作る人間としてよくない事でもあると思う。人は歌を歌ったり、文章を書いたり、一生懸命仕事したり、会話したり、
何かしらの表現をしながら自分の生きた証を残していくと思うんだけど、僕はその中でもモノを作る事で自分の表現をしていことうと思ったわけです。
だからこそ自分にとってのモノ作りは生きる事そのものであり、作ったモノを人に見られる事は裸以上の自分を見られてしまうから、怖くもあり、楽しい事ことでもある。
そんな事を6年間造形大学にて思いました。
そんなこんな、とても楽しい学生時代でした。

ありがとう造形大学
ありがとう先生
ありがとう友達
ありがとう家族












2011年2月6日日曜日

卒業制作展に出展する作品



スパイラルで開催する卒業制作展

出展する作品とコンセプトを少しご紹介します。


人はモノを作る生き物である。

人は石という自然物を石器に作り替えたときから、モノ作りの衝動は今日まで続いてきた。世界にある様々な自然物はモノ作りの衝動大いに揺さぶり、それに伴い生活も豊かになっていった。そして繊維との出会いも人の生活をがらりと変えたモノの一つだ。

自分の身体を守るものは皮膚しかなかった人間は、木や草、毛皮などの繊維との出会いのおかげで皮膚をまもる第二の皮膚とも言うべき衣服というものを手に入れた。自然の動植物から素材を作る。それはとても軽く薄く、そして細く伸ばしたりも出来る。様々な性質を持つ繊維の存在は人の創造力を駆り立てたに違いない。

そして今日僕らは先人達の作り上げたモノの世界で生きている。自ら作らなくても難なく暮らせる時代だ。しかし、モノに溢れた快適な世界を得たが失ったものもある。昔、人と自然はモノ作りというラインで繋がっており、決してその二つは離れない存在だった。人間の進化とともにモノを作るということも合理化され、自然物そのものだった素材は、素材は素材でしかなくなってしまった。その為、自然と人との距離は広がってきてしまったように思う。

この作品では、雑草の繊維からTシャツからまでの素材を固める事で、再度モノとして浮かび上がらせる事が目的である。素材が自然物そのものだったことに思いをはせながら、繊維一本一本を再構築していったモノである。


高須賀活良

卒業制作展「TEXTAI!」がスパイラルで開催

卒業制作展を開催します。


今年もスパイラルで行ないますので

お近くまで起こしの方は、会場までお足をお運び頂けると嬉しいです。



「TEXTAI!」

東京造形大学デザイン学科テキスタイルデザイン専攻 卒業制作展2011

2011.2.9 (水) - 2.13 (日)

11:00 〜 20:00

in Spiral Garden(Spiral 1F) 

会期中無休/入場無料


会場までのアクセスはコチラでご確認下さい。


世界の巨匠『ワダエミ衣装空間』展 開催



ついに『ワダエミ衣装空間』展が渋谷にて開催されました。


本邦初公開の衣装や東京初公開の衣装が多数展示されておりますので

お楽しみ頂ければ嬉しいです。



【ワダエミ衣装空間】

日時=2011年2月2日[水]-19日[土]

会場=桑沢ビルP1ホール

時間=10時〜19時(土 日 祝日は17時まで 入館は閉館30分前まで )

入館= 無料


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