ラベル

2010年12月7日火曜日

「KIBAN」お披露目






「KIBAN」
ポリエステル100%

展示でお披露目した『kiban』の布を使用して展開した小物達です。
PCケース、iPadケース、DSケース、デジカメケースといったような、精密電子機器のケースを中心にカタチにしてみました。
これからこれらをもって売り先を探しに街へくり出していこうかと思っています。

おいてくれるお店、随時募集中☆












2010 FUJIYAMA TEXTIL PROJECT 展示の様子






富士吉田の織物会社と造形大学のコラボレーション企画『FUJIYAMA TEXTILE PROLECT』無事に終了しました。

大学では手織りや手染めをもとに制作をしてきました。またこのような手から始まるモノ作りをこれからも続けいていきたいと思いながらも、何か物足りなさも感じていました。
たぶんその物足りなさは、自分の物作りが社会との接点をもつことができるのか?そして社会の中で必要とされているのか?と、自分の手から生まれるものの先が不透明であることからきていたと思います。



今回、このような第三者に自分の企画したものを作ってもらうという経験は社会の中でモノ作りを考えていく中で、とてもいい経験になったと思います。  
まぎれもなく自分がか考えたことが、何人もの人の手を介し、様々な機械を介すことで、カタチになっていく。
デザイナーが感じているワクワク感を人から人へと伝言ゲームの様に伝え、そしてワクワク感を出来るだけ減らすこと無く消費者に届けることが大事なことなんじゃないかと思うのです。モノ作りはコミニュケーションだってことを改めて感じました。












2010年12月1日水曜日

FUJIYAMA TEXTIL PROJECT



今年で2回目となる産学官共同開発プロジェクト、FUJIYAMA TEXTILE PROJECT。
「既成概念にとらわれない新たな繊維製品の開発」をテーマに山梨県の織物産地、富士吉田のメーカー8社と東京造形大学大学院のテキスタイルを学ぶ8名の学生が共に開発に取り組みました。このたび、その成果発表を表参道のギャラリーRinにて行う運びとなりました。
今年の6月からスタートし何回も現地に足を運び、奮闘した半年間でした。その成果を是非ご高覧下さい。


【開催日時】
12/3(金)17:00~19:00
12/4(土)、5(日)11:00~19:00
12/6(月)11:00~16:30

【開催場所】
Rin 3F イベントスペース/詳しい場所はコチラ

【出展機屋、学生】
㈲オサカベ×伊藤文///㈱オヤマダ×白木滋///㈲田辺織物×高須賀活良
光織物㈲×井上綾///舟久保織物×井野若菜///富士ファブリック㈱×戸塚真菜
宮下織物㈱×渡辺絵美///㈲渡小織物×塚田真史///監修:鈴木マサル

【協力】
山梨県商工労働部産業支援課/富士吉田織物協同組合/山梨県富士工業技術センター








2010年11月17日水曜日

機関車トーマス




富士急行線にを使っていると、いろいろな電車に出会う。カッコイイ内装で気取った車両や車体に富士山キャラが描かれた車両まで様々。
この間は富士急行線の中でもレアキャラと噂のトーマス仕様の車両に乗った!

空いていた席に座るとそこにはトーマスの顔がドーンと!
まじかーーーーって感じで横を見ると、隣のおじさんはパーシーと向かい合ってた。。。
まじかーーーーーー。。。




なぜか帰りの電車もトーマス電車だった。愉快なトーマスの日でした。
てかトーマス電車ってそんなにレアな電車じゃないのか‥‥?












ナノリウム






富士吉田の隠れ素敵スポット「ナノリウム」にいってきました。
カフェ&ギャラリーになっており、様々な工芸作品の中で飲むお茶は格別の安らぎです。
ショップの本コーナーには造形大学でおなじみの中里和人さんの写真集が沢山扱われており、よくよく聞いてみると、ナノリウムの方にはよくこられるとの事でした。


それにしても、外のテラスで小鳥が水浴びを眺めながら飲んだチャイはメチャメチャ美味かった!添えられた黒糖が、甘みはおさえチャイの味をより一層ひきたたていました。

富士吉田でのんびりしたい時は最適な場所☆
ちなみにオーナーはパソコンも携帯電話も嫌いらしく、ホームページなどでは情報がでてこないところなので行く時にはちゃんと地図を頼りにいきましょう!


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ナノリウム
山梨県富士吉田市上吉田4583ー6
0555ー24ー2938
11時~20時
木曜休み
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2010年11月9日火曜日

Moleskine myDetour

かなり前だけどモレスキンのコンペに通ったことをブログに書いてなかったから、今さら書きます。

これは、モレスキンのページごとに窓を開け、糸を張り、その辺りに生えている雑草をノートをつけるように織り込んでいったもの。
日本の中では10人選出され、作品は世界中を展示して回るという企画らしい。一等賞になったらイタリアに招待されたんだけど、残念ながら一位にはなれなかったから、参加賞の限定モレスキンしかもらえなかった。
イタリア行きたかったナーーーーーーー



The fiber sense of Tokyo was a show in 2008 Milan Furniture Fair collecting the best of materials and design proposals of the unbeatable challenge in technology made in Japan. Here a simple daring notebook allow you to virtually browse a show into several kinds of small leaves grabbed by two pages set up with a cut-window open the page facing samples of combined raw materials from silk to bamboo and wool in a luxury displacement. Remarkable.
[Raffaella Guidobono, curator]














2010年11月8日月曜日

中津箒 × 東京造形大学

デザフェスに行ったというのも、ただ行っただけではありません。
大学院で進めている箒(ほうき)プロジェクトのブースの店番という立派な仕事をしてきたのです!

ザックリいうと、箒プロジェクトとは神奈川県にある中津箒と東京造形大学の産学協同で、今の生活に合わせた新しい箒を世の中に売り出していこういうプロジェクトです。まだ始まって一年も経っていないプロジェクトなのですが、手始めに自分たちでデザイン、製作したものをデザフェスで売ってみようという事になりました。

種まき、刈り取り、染色、製作、販売と一通りを体験する事でモノ作りを、一つ踏み込んで考える事が出来ました。


素材の箒モロコシ。
一般的な箒草とは違いとても柔らかく、特に畳専用の高級箒として需要があったらしい。昔はね。


職人さんのヤナさんに教えてもらい中。


職人ぶって箒作りの実演(素人)


ちょっと、人が集まってきたり来なかったり。













2010年11月7日日曜日

デザフェス!!!



デザイフェス行ってきました!
死ぬほど広い展示スペースに絵や立体作品が一杯!!何メートルもある壁に脚立で絵描いてたり、はたまた、うさんくさいタロット占いで小金を稼いでる人もいて、めちゃくちゃ空間。THA ASIA!!!って感じでした。
ちなみに僕は手相占いを生まれて初めてやったみた。なんか、ずぼし突いた事をズバズバ言われ、心がザワザワしてしまいました。。


それにしても、あれだけの作品あると見るのがオックウになる・・・・・・
そんな中、特に気になったのはこれ!透明標本!!
このごろ、雑誌や展示会でよくもいかける様になった透明標本だけど、やっぱりデザフェスでもにぎわっていました。
骨ってきれいだよね、ちょっと気持ち悪いけど、好きです。てか大好きです。












2010年10月27日水曜日

モノを立ち上げる。


最近、立体を無理なく作る事にとても興味がありまして。。。


自然の中に生えてる草や木は雨にも負けず、風にも負けず、立派に立っているのに・・・
いざ立体を作ろうとすると、なかなかうまくいかないのです。
ものを作るとき、何らかの邪念がある気がする。ものを作りたいっていう事自体が邪念な気がする。

とりあえず、葛とその辺に生えてた草だか木だか分からないもので立体を作ってみた。

花道のなんたら流みたいな感じになってしまって、あまり好きでないなーーーーーーー




草や木みたいに自然な立体を作ってみたいものです。














葛(くず)とカラムシを織って、立体を構築。














ススキの葉っぱを漆で固めつつレイヤーさせた。













ケナフの枝を重ねた。

重ねるって立体を作る上で、自然な行動な気がする。














楮(こうぞ)を立体的に構築していった。

なんかイカみたいになった。















楮の繊維を溶かし、粒子を細かくして水で固めた。

水で立体を作れたのは満足☆













2010年10月19日火曜日

プチ収穫



衝動的にオムハヤシライスを作った。

緑が欲しかったから、食卓の片隅で育っているカイワレをトッピング。

このカイワレも衝動的に育て始めたもの。

たまごおいしかったーーーーー
















2010年10月18日月曜日

夜の工場





夜、泊まりがけで布を織ってきました。夜中にガチャガチャと織り機を動かしてきました。なんだかとても楽しかったです!!


ところで、織り機の話なんだけど、織り機ってすごいいんだよ!

織の構造はタテの糸が上に上がるか下に下がるかの二種類の情報で出来てる。これを黒と白だけの二種類の情報だけで図におこしたものを組織図というんだけど。その二つの情報だけで、あんなに複雑な柄を作り出してるの!!

それを見た、昔の人がパソコンの原型になった計算機を作ったって言われているんです。だってパソコンも二進法(二つの情報)で組み立てられてるでしょ?



すなわちだね、あのローテクな織り機でも使い方によって、パーソナルコンピーターーーーーのような飛んでもない世界観を作り上げる可能性があるっていうこと!!そう考えると、布作りが面白くてたまらないんです。
布の可能性は二次元から三次元に、そして四次元へ!!〜〜〜〜〜(それは言い過ぎだな‥)



そして、いつもそんなことを夢みながら織り機に向かっている24歳男子です。



打倒!パソコンの世界!!!    負けないっ













布が出来るまで





今、富士吉田で布を織ってるのだが、生産するって本当に大変。。

一つの布を織る為に何日もかけて、試し織をする。一つの色を出すにしても、織物は織ってみないと分からないから、同じような色合いの糸を何種類も織り込んでみる。

何回も失敗して、何回も何回のサンプルを織る。

けどその中でイメージに近いものが出来たとき、布に抱きつきたくなるほど嬉しいんだーーーーー。

感動です!













2010年10月17日日曜日

2010ジャパンクリエーション



事後報告なのですが、2010年もテキスタイルの大展示会ジャパンクリエーションでブースを出しました!

去年、熱収縮のプラシチックを使ったプリーツ生地でバックやファブリックパネルを作り、ブースを構えていたのですが、今年はそこで知り合ったオーガンジー会社「コイズミ」のブースを担当しました。


コイズミ社長の「電磁波カットのオーガンジーを作ったから、それのプロモーションをしてほしい!」と結構な無茶ぶりから始まったのですが、紆余曲折いろんな実験をし、いろいろな提案のをした結果、電磁波カットの裏地を付けた学童用通学帽子を作ろうということになりました。その名もーーーー 

電磁波カットハット!!!!!

いかにも電磁波をカットしそうな名前ですね。ダサイなんて言わせません。分かりやすさが一番です!
それにしても、電磁波のことってあまり気にしていないと思うけど、調べてみると恐ろしいのなんのって。

スウェーデンで行われた最新の研究では、子どもが携帯電話を使うことにより、脳腫瘍にかかるリスクが4倍も高くなるそううで、、この研究によれば「20歳前に携帯電話の使用を開始した子供は、神経膠腫にかかるリスクが4倍以上増加!また、若いとき携帯電話を使用すると、聴覚神経腫瘍にかかるリスクも同様に4倍増加する」とのことなのです。


まっ、気にしすぎてたら生活できなくなっちゃうけどねっ。。



ってなことでの電磁はカットハットなのです。




今回、この電磁波カットハットをデザイナーやアーチストに配り、一人一人に加工を加えてもらい作品を作ってもらいました。企業がひしめく展示会の中、愉快な空間になりました。

協力してくれた、皆様ありがとうございました!!!!