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「ポリエステル」
学名:Poly-Ethylene-Terephthalate技法:織物工場でる織り捨て(タテ糸の余り)を不飽和ポリエステルで固める。
石油を原料とする。1941年にイギリスで開発される。石油製品としてあまり良いイメージを持たれないポリエステルだが、リサイクルできるという視点から見ると、一番エコな繊維でもある。
「スギ」 スギ科
学名:Cryptomeria japonica技法:スギの削りかすをボンドで固める。
日本全土に分布している針葉樹。スギの名の由来は、真直ぐの木「直木」から来ていると言われる。割裂性がよく、薪割りのように割ることによって、角材から板材までを作ることができる。従って、古来より重要な木材として重宝されてきた。
「針葉樹」
学名:Conifer技法:新聞紙を小麦粉から作った糊で固める。
エゾマツ・トドマツ・アカマツなどの針葉樹を砕木機にかけて作ったパルプから作られる。パルプとは、木材や草などから抽出した繊維のことで、主成分はセルロース。このセルロースは水素結合により結びつく性質があり、紙はこの特性を利用して作られる。
絹の生産は紀元前3000年頃の中国では既に養蚕は始まっていた。シルクロードの貿易品でも有名である。また、繊維自身にセリシンというタンパク質セリシンが含まれており、これを落すか落さないかで風合いが全く変わってくる。
「カイコ」 カイコガ科
学名:Bombyx mori技法:産業廃棄物のおがらみちょ糸に熱をかけ固める。
カイコガ科製糸工場で繭から糸を作るとき、セリシンが強く付き過ぎている部分は産業廃棄物として捨てられてしまう。しかし、この絹のゴミに含まれているセリシンは高い保湿力、紫外線吸収力、抗酸化作用があると言われ、スキンケアの成分としても利用されています。