富士吉田の織物会社と造形大学のコラボレーション企画『FUJIYAMA TEXTILE PROLECT』無事に終了しました。
大学では手織りや手染めをもとに制作をしてきました。またこのような手から始まるモノ作りをこれからも続けいていきたいと思いながらも、何か物足りなさも感じていました。
たぶんその物足りなさは、自分の物作りが社会との接点をもつことができるのか?そして社会の中で必要とされているのか?と、自分の手から生まれるものの先が不透明であることからきていたと思います。
今回、このような第三者に自分の企画したものを作ってもらうという経験は社会の中でモノ作りを考えていく中で、とてもいい経験になったと思います。
まぎれもなく自分がか考えたことが、何人もの人の手を介し、様々な機械を介すことで、カタチになっていく。
デザイナーが感じているワクワク感を人から人へと伝言ゲームの様に伝え、そしてワクワク感を出来るだけ減らすこと無く消費者に届けることが大事なことなんじゃないかと思うのです。モノ作りはコミニュケーションだってことを改めて感じました。